2007年12月29日

ラブ卍コン(恵信尼さま)

確かに佛教ってのはなんかロマンに欠けるイメージがあるよね。
でも、ロマンチックな話が無いわけじゃないのよ。

一つおっちゃんが 佛教の素敵な恋のお話をしてあげましょう。

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今回の記事は非常に重たいので気長にお待ちください。

それと今回の記事は非常に少女向けになっております。

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Kansei02 

登場人物の紹介

Miyosi02_2三善為教(為則)の娘
九条家の屋敷 に女房として仕えている 佛教好きで元気な女の子。
好みのタイプの男性は経典に出てくるような、かっこいいお坊さん。
嫌いなタイプは 生臭坊主。
そのため、はじめは修行を断念して比叡山を降りた大谷のことを嫌っていたのだが・・・

Ootani01 大谷
八歳から比叡山に登り修行に励むが挫折、今は 源空先生のもとで学んでいる。
僧侶としてのプライドを捨てきれず、自分の本心にフタをしている。

Genkuu01_001 源空先生(法然聖人)
大谷の師匠。かつて比叡山で「智慧の法然坊」と言われた天才僧侶。今は京都の吉水であらゆる人に仏法を広めている。
誰にでもやさしく、みんなに慕われている。
三善が仕えている九条兼実と親交があり、かつての自分と同じ苦悩を背負う大谷を心配している。

Motokano01 玉日
九条兼実の娘で大谷の元カノ。

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物語は昔むかし 平安時代のおわり 京の都で始まります・・・

Rabu001

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いつも顔を合わせば喧嘩ばかりのふたり

そんな二人ですが 偶然にも 「法然さまの猛烈なファン」という共通点があることがわかりました。そこで「成道会の夜」に開催される 法然さまのライブに二人で行くことになります。

しかし、ライブ前日に元カノから 「うちにお説教に来て欲しい」と言われ 大谷クンはライブに行けなくいなってしまいました。
三善さんは仕方なく一人でライブに行くことにしました。

京の都に
イルミネション輝く
成道(12/8)の夜

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彼女は 彼のいつもは見せない優しさに触れます。そして・・
「大谷が好き!」という自分の本当の気持ちにその時気付くのです。

それからというもの 彼女は一生懸命に彼に好かれようと頑張ります。
しかし、大谷くんはなかなか 三善さんを好きにはなってくれませんでした。
何故なら、比叡山での修行を挫折したとはいえ どうしても彼の坊主としてのプライドがそれをゆるさなかったのです。

そして ついに・・・事態は最悪の方向へ

どれだけ 健気に頑張っても 煮え切らない大谷くんの態度に 彼女はキレてしまいます。

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たまたま 通りがかった 源空先生は 惹かれあいながらも すれ違う二人を見るに見かねて 一計を案じます。

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源空先生の神通力とは・・

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尊敬する師匠の一言に 気付かされた 大谷くんは 自分の進むべき道を知るのです。


そして、あんなことや こんなことが色々あった末、
周りのお坊さんや人々から罵倒されてもお構いなしに
僧侶でありながら 恥じることなく 公然と三善さんと結婚したのでした。 

Last01

めでたし、めでたし。

なお 製作スタッフは

起案、企画元byほーすい様
成道会ネタ元 byほっきー様
パクリby黒骨

でお送りしました。

佛教少女のみんな 近いうちに ロマンチックな佛教の行事が世間に浸透するようにおっちゃん達 がんばりますので これからも佛教を好きでいてね。約束だよ。

ps:元ネタは 浄土真宗開祖親鸞聖人の妻、恵信尼さまでございます。
いろいろ と 脚色と捏造が施されていますが、 水戸黄門形式ってことで 見逃してやってください。
それと 卍のマークは ナチスドイツのハーケンクロイツと 似ていますが向きが逆です。
このマークは「調和を表す」と言われていますので お間違えなく。

それと 「ラブ☆コン」ファンのみなさまごめんなさい。

posted by 泣いた赤骨 at 20:03| Comment(4) | TrackBack(0) | 名シーンで仏教(画像ネタ) | 更新情報をチェックする

2007年10月25日

愛と悲しみと憎しみ・・と焦り

<プロローグ>
大事な跡継ぎが出家するのを何とか防ぎたいと考えた、お釈迦様のお父様スッドーダナ王はシッダールタ王子(おしゃか様)が十六歳の時(当時としてはそれほど早くないそうです。)にヤソーダラ嬢と結婚させます。
「マヌ法典」などの規定によれば、<三十歳の男性は十二歳の少女、二十四歳の男性は八歳の幼女と結婚するのが望ましい。>とされているそうです。
そのようなことやお二人が十年間子供を授からなかったことから、ヤソーダラ嬢は結婚当時、まだ幼い子供であったと考えられています。

きっとヤソーダラさまも「早く一人前の大人の女性になって、形だけでなくシッダールタさまと本当の夫婦になりたい・・」と思っていたことでしょう。

そんな甘酸っぱい想いと共に月日は流れ・・・

美しい大人の女性となったヤソーダラさまは 結婚十年以上たってやっと シッダールタさまとの愛の結晶を授かります。
「これで 塞ぎがちなシッダールタさまも笑顔を見せて下さるに違いない!」
出産を終え、幸せな家庭を夢見ていたのですが・・・その願いは、最愛の夫、シッダールタさまの出家によってもろくも崩れ去ることになるのです・・・

いつもと同じはずのある朝・・・・

ヤソーダラ妃「おお!うちのお父ちゃんは何処行きはったん?」

家来1、「姐さん!それが大変なんですわ!今、若の運転手をしとった、舎弟のチャンダカの奴が一人で帰ってきたんですが、
どうやら、シッダルタ兄貴は出家されたみたいなんですわ!!

ヤソーダラ妃さま「ハア!?出家?どういうことなん?訳わからんわ!
とにかく 早う、わてのところにチャンダカを連れてきい!」

カールダーインに肩を借り、泣きながら連れてこられるチャンダカ

チャンダカ「姐さん、すんません・・すんません・・」

ヤソーダラ妃「あんたも男やろ!ビービー泣かんとわけを説明しい!」

チャンダカ「あれは・・昨日の晩のことでした・・・

夜中に若に起こされたおれは<今から出かけるぞ!>と言われたんです。
すぐに、若の馬「カンタカ」を玄関に回したんですが、そしたら、若はもう玄関で待ってはったんです。
「何処まで行きはるんですか?」とカンタカにまたがった若におれが聞くと「東の方に出してくれんか。」と穏やかに言いはるんです。
しばらく東に進み コーリヤ国とマッラー国の境の川を渡ってすぐのところで「ここでええよ」と馬を止めはったんです。
「夜中になんのようなんやろ?」とおれが思っていたら いきなり頭の毛と髭を剃ってしまわれたんです。
「何されてはりますの!」慌てて止めたんですけど 若はおれの言葉を無視してみるみる丸坊主に・・・
そして、<出家する>って言わはたんです。
「若、やめてください!若がおらんようになったら、国のモンがどれほど悲しむか?
それに姐さんや生まれたばかりの坊ちゃんはどうなるんですか?
若!お願いですから思い直して下さい。一緒に帰りましょう。」
何度も何度も、泣きながら止めたんです。止めたんですけど・・・若は・・・・
「今までよく使えてくれたね。感謝してるよ。」
背中でそう言われて行ってしまいました。
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その報告の途中から怒りに目を真っ赤にして、悲しみに声を詰まらせながら振り絞り、ため息に乳房を揺らし、深い悲しみに涙を流しながら ヤソーダラさまはこう言いました。

ヤソーダラ妃「夜中に眠っていて何も出来なかったわてをほったらかしにして・・
うちのおとうちゃんは何処にいってしもうたの!?」

「それにしても・・・チャンダカ!わてなあ、だんだんあんたのこと むかついてきたわ!
あんた何してくれてんの!何で止めれへんの?このアホンダラ!!ボケ!カス!
主人と一緒に出かけておきながら、自分だけ帰ってくるって 聞いたことないわ!
ええ度胸やないの!覚悟はできてるんやろうね!うううう!!」

チャンダカ「すんません。姐さんすんません!」

するとヤソーダラ妃はあたかも牡から引き離された牝のチャクラヴァーカ鳥のように、大地に倒れました。そして少しづつ、途切れ途切れに、そして口ごもりながら、あれこれととりとめもなく泣き叫んだのでした。

<一人前の大人の女になれば きっとシッダールタさまは私に微笑みかけてくれるはず・・・
二人の赤ちゃんを授かれば きっと父親らしくなってくれるはず・・・>

そう信じていた 彼女にとって 皮肉にも
成人し、子供を授かったことが引き金になって、愛するシッダールタ様が出家されたという事実はとても受け入れられるものではありませんでした。

この日から 彼女にとって シッダールタ様は 最も愛すべき人でありながら、最も許せない人になってしまうのです。

そして、愛と憎しみの物語が始まりを告げる・・・・

Gokutsuma01_2

仏道の妻たち
<愛した男が求道者になった!?>

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ハイッ ということで、皆さん秋の夜長どう過ごされてますか?
こんばんわ、ありもしない映画のポスターに長い時間をかける坊主 黒骨です。

そんなことはさておき・・・・

今日は、お釈迦さまが出家されたときの話なんですけど、正直な話、決定的な資料ってのがないんですよね。
仏教徒としては おしゃか様が世間から非難される可能性があるような場面を詳しく追求する気になれないってのが根本にあるんではないだろうか?
と黒骨は勝手に思っているわけでございます。

そんな中で お釈迦様が涅槃に入られてから 百年後ごろに活躍された 
天才ストーリーテーラー アシュヴァゴーシャさま<馬鳴(めみょう)>が 
この場面を創作されるわけです。
「見てきたわけでもないのに・・・」と毛嫌いされる方もいらっしゃるようですが、この場面の描写はいかにもありそうな感じに仕上がっております。(←といいつつ黒骨も原文を読んでいるわけではありません。)

とくに、主人を置いて一人帰ってきたチャンダカをののしるシーンと
その後ひどく取り乱して 泣き喚くシーンは 
まるで極妻シリーズのような恐ろしさがあり、悲しさがあります。
(他の映画で例えるなら 黒木瞳さん主演の「略奪愛」の雰囲気に近いですねえ)

お釈迦さまは<悟り>を求める志を持った方ですが 
その奥様が求めていたのは ごくありふれた 家族の幸せだったわけです
坊主としては <出家>というものの現実を考えさせられると共に、私たち仏教徒が仏法に遇えたその喜びは、彼女の悲しみと苦しみなしにはありえなかったことを思い出さずにはおれません。 

ps:今回、画像がなかなかうまくいかず、文章は出来上がってるのに記事をあげられないという歯がゆい状況に 勝手に追い込まれておりました。
焦りと疲れで 中途半端な画像をあげちまうとこでした。
消してしまおうかとも思ったんですが、自分への戒めのために 乗せときます。

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失敗作ポスター ↓

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ナルシストのあたしも「我ながらひどい・・」とつぶやかずにはおれません。
*コラ!そこ! 「どっちも失敗作じゃねえ?」とか言わない!!

急いでいるときほど、焦っているときほど、せかされているときほど、タバコの一本でも吸って落ち着いていきたいものですねえ。

posted by 泣いた赤骨 at 00:30| Comment(4) | TrackBack(0) | 名シーンで仏教(画像ネタ) | 更新情報をチェックする

2007年04月09日

字幕つき 観音菩薩ロード

ざんねんなことに 花祭りには間に合いませんでした(泣)

いまさらながら 字幕つきでお楽しみください。

posted by 泣いた赤骨 at 17:18| Comment(5) | TrackBack(0) | 名シーンで仏教(画像ネタ) | 更新情報をチェックする
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